突然ですが私の歩幅を今日、仲間にメジャーで測ってもらったら60センチでした。
結構大股かも(笑)
基本、私は大股でスタスタ歩きます。このペースを崩されるのが好きではありません。(ちょっと前までは) ゆっくりな人は抜かす、私より早く歩く人にはお先にどうぞと言う感じ。ひどい時は(私に合わせてね)と心の中で思っていました。(ちょっと前までは)
何年も前、NAで「1番ゆっくりな仲間に歩幅を合わせてね」と言われ続け、そうはしてみるものの心の中では(遅いなぁ〜もう〜)と思っていたので態度にも出ていました。
数ヶ月前、ダルクにも歩幅の狭いゆっくり歩く仲間がいました。ダルクも1番弱い仲間に合わせることをとても大切にしているので、当然その仲間の幅に合わせます。頭ではわかっていながら毎日となるとたまにため息が出る時も正直に言えばありました。
そんな時冊の本に出会い(金槌)で頭を叩かれた気になりました。星野富弘さんの作品です
暗いより明るい方を
遅いより早い方を
静けさより賑わいを
いつから片方ばかり求めるようになってしまったのか。どちらも同じ大切
これを読んで本人は普通に歩きたいのに歩けない辛さや苦しさを抱えていることを理解できない自分が恥ずかしいと思いました。
ゆっくりだったり落ち着ついてたりがいけないことだと長年思っていたので、どちらも大切と聞き何か深い話を聞いた気がします。
今は歩幅が数センチだろうが数ミリだろうが絶対に合わせます。寄り添う大切さを知りました。くっつき虫のようにね(笑)
(さわこ)