
僕が生まれ育った家では、元々犬と猫を飼っていました。その頃は犬は外で飼う犬がほとんどで、僕の家でも外で飼っていました。白と黒と茶色が混ざっている雑種で、名前は「ポク」と言いました。ポクも大好きだったけど、小さい頃の僕は、たまに散歩に連れていくだけで、猫の方をもっとかわいがっていて、猫の方が大好きでした

でもポクが死にそうになったときは、隣に布団を敷いて寝た記憶があります。(それが外かどうかは覚えていませんが…)
それからは犬は飼わなくなりました。
僕が東京に行って、それから20代後半に実家に戻ってから、兄がダックスフンドをもらってきました。もうその頃には、猫は飼っていませんでした。犬を「ヨハン」と名付けて、みんなかわいがりました。始めの頃は外で飼っていたのですが、室内で飼う犬だと知り、家の中で飼いました

その頃もクスリを使っていた僕は、ヨハンが心の支えとなりました。ヨハンはしゃべらないけど、とてもかわいく癒されました


クスリで刑務所に入った時に家族から送られてきた写真はヨハンの写真だけでした。ぼくもそれで満足でした。
僕はいつの間にか人間よりも犬が好きになってしまいました。
信じられるから?裏切らないから?
ダルクに来て、今、犬の散歩を任されています。
毎日散歩に行くのは本当に大変なことだと分かりました。
それでも、とても癒されて、とてもやりがいのある役割を任されて、本当に嬉しい今日この頃です
