8月26日、大垣地区の保護司会の皆さんが集まる研修会でお話させていただきました。
男性の仲間一人と二人で壇上に上がり、一人15分ずつ「体験談」を話したあと、質疑応答の時間がありました。
いつも思うのですが、保護司の皆さんはすごいなぁ〜と今日も思いました。
私は刑務所を出所した後に2年間の保護観察処分がついていましたので、その間保護司さんのお宅にお邪魔してお話をさせていただいておりました。
2週間に一度、なんの得にもならない私とのおしゃべりの時間を過ごして下さる保護司さんに対して、私はなんでこんなことをして下さるのだろうと思ったものです。
こんなかんじかなぁ〜という想像の域で保護司さんたちの活動を理解しつつあります。
私の人生は利己的で、自分の特にならないものには興味がありませんでした。
ダルクのプログラムをやっていると自分に欠けているものがどんどん見つかります。
今日は研修会で自分の薬物依存症者としての体験談をお話させていただいた後、満足感がありました。
私に欠けているものを少し埋めることができたと思います。
こういうことをやるといいんだと実感しました。
そんな機会を下さった大垣保護区保護司会の皆さんに感謝します。
ありがとうございました。
(てっちゃん)